GAPを卒業して「まちづくりに関わる仕事」に携わる_OBOGインタビューvol04


Ryu-SEI GAPに取り組み、やり抜いたOBOGの先輩たちの今をご紹介するOBOGインタビュー。


今回はRyu−SEI GAP3期生OB、小野賢也さんにインタビューさせて頂きました。GAPの卒業生の中には、GAPで取り組んだ時のテーマをもとにした進路についている方も多くおられます。


今回はまちづくりを仕事に、NPO法人への進路をとった小野さんから、今の仕事とGAPでの学びについてお話をお聞きしました。


Q,小野さんはGAP卒業後、NPO法人に就職するという進路を取られています。今のNPOやお仕事をご紹介いただけますか?


地元岡山県で活動する、NPO法人みんなの集落研究所という組織に所属しています。簡単に言うと、岡山県内でも中山間地域を中心とした地域では人口減少や高齢化が言われていますが、減少しても高齢化しても、「地域らしく暮らし続けられるような社会や地域づくり」をしていくために、地域の制度や体制づくりを一緒に応援していくNPOです。


地域に魅力を感じ、そこに「住んでいたい」と思っている方々が「住み続けられる」ように応援しています。


その中で、僕は主に県南部エリアを担当しています。地域の方とそれを支えている行政のみなさんとの間で調整をさせて頂いたり、時には自ら地域の課題を一緒に整理したり考えたり、話し合いの場をつくる地域のお手伝いなどが主な仕事です。


地域のみなさんが話し合っていることを可視化していき、論点の整理などを行って、議論がブラッシュアップしていくような場が生まれるように心がけています。



http://www.npominken.jp/

Q,地域のみなさんと行政のみなさんの間でさまざまな調整があるのですね。NPOが間に入ることによって、どんな事が生まれているのでしょうか?


そこに住まうみなさんなので、「このあたりが問題なのではないか」という仮説はやはりあります。しかし、それが本当にそうなのか?ということを検証したり調べたりすることが難しかったり、話し合いの場でも本当に近い関係の人だけでは言いづらいこともあると思います。また特定の人だけが話しているようなこともあるかもしれません。


地域の事がわかりながら、外から入ってきた僕たちがいることで、日頃できないことや言えないことが可視化していき、新たな動きが生まれていく瞬間に立ち会うこともあります。


このようなプロセスを通して、結果的に地域のみなさんが自らありたい姿へ向かって行動していく、自治力を生み出していく事が重要だと感じています。今はそのお手伝いのための力を自分自身も磨いている段階です。


Q,早いうちから実践的な現場で働いているんですね!地域をコーディネートしていく先輩たちの中で、すぐに現場に入っていくことは不安ではなかったですか?


先輩たちとの経験の量や知識の差と言ってしまったら仕方ないのですが、それは確実にあります。特に「地域の方からこういう質問が来たときにはこう返す」というような、経験に裏打ちされた頼りになる姿が地域の方からみたら全然違うのだと思います。


『地域の方が「こうしたいのに…」と思いながらも、ぶつかっている壁をどう超えるのか』というアイデアやアドバイスの質が違うなと感じています。


こちらから質問したり話しかけたら応えてくれるみなさんなので、一緒に行く現場での様子を含めて、聞けることは何でも自分から聞くように心がけています。積み上げていくことを大事にしていきたいと思っています。


とある先輩が20代後半の時に「10年後に『あの人のところに行けば何でも解決する』と思ってもらうために蓄えていくようにする」と意識的にされたという話をしてくださいました。また別の先輩は「仕事を進めていく中で、よりよい仕事をするために「次はこれを知っておかなければ」ということを積み重ねていくという話をききました。


市や地域の担当者の方と話していると、僕は一緒に悩むのですが、お二人が対応した時は解決につながっていきます。話し合いの場において「元気だね、コミュニケーションがとれるね」などキャラクターで仕事をしているのではなく、事前にデータや調査がされていて、タイミングや空気をつくりながら、必要な時に適格に提案しているのだなと感じます。


このような姿を間近で見て、刺激を受けながら学んでいます。自ら聞きに行き、それを自分につなげていくところはGAPに取り組んでいた時と変わらないですね。


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インタビューは小野さんのNPOの取り組みや、自分の高め成長する学びを「どう自らつくっていくのか」という姿勢もとても大事だなと感じました。地域の方との実践のお話、WEBには載せられないステキなお話がたくさんありました。


現役GAP生やこれからGAPに入りたいなと思っている高校生などはぜひ、OBOGのみなさんとの交わりも楽しんでいただければと思います!


インタビューは後半へ続きます!

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