GAPの経験は今どう活きた!?_OBOGインタビューvol03




Ryu-SEI GAP OBインタビューの後編です。Ryu-SEI GAP2期生OB、小山毅さん(右)川口晋吾さん(左)へのインタビューを通してGAPプログラムとはなんだろう?を考える最終回(中編はこちら)です。


忙しいと言われる大学生活の中でも、ひとつのことを深めることで、逆に視野が広くなっていった体験も話ししていただきました。最終回はメンターの先生との関係、4回生での過ごし方を含めて、卒業してからGAPはどのように活きているか等をお話いただきました。



Q,GAPの特徴として、日頃「教わる存在」である先生たちが「メンター」として関わってくれることも特徴です。GAP生にとってメンターの先生たちの存在はどうでしたか?


(川口)お助けマン的なひとたちなので、言い方は悪いですが、先生たちを利用できるときは徹底的にというのは思っていましたし、先生たちもそう言ってくれているのが嬉しかったです。活動で地域の方と接する時に中々うまくいかなかったりする中で、相談させて頂いたりしました。すごくいい距離感でつきあって頂いたと思います。メンターの先生たちとは今も飲み会にいくような関係性です。


(小山)ゼミの先生とメンターの先生が一緒だったので、先生のかなりの忙しさはわかっていました。「ほとんどメールみていないな」と思っていました。笑 なので、学生の方から相談にいかないと何も起こらないです。メンターの先生との場も、時間をつくってなるべくメンバーを連れていきました。自分が聞いて後から共有するのと、直接みんなで先生からお話を聞くのとは、同じ言葉でも全然違います。


(川口)逆に先生が「あーだこーだ」毎回言ったり、先生に許可を求めにいくことは、学生が主体的に取り組んでいくGAPとは違うと思っています。どうなの?とも聞いてこないけどそういうものなのかなと。自分からテーマをもって相談にいって、はじめてメンターの先生との相談は機能すると思います。


Q,GAPを終えて4回生のときはどう過ごしていましたか?


(川口)後輩が気になってついつい面倒見に行っちゃっていました。笑 単純に楽しかったので後輩たちの手伝いにいっていたんです。でもつくる立場の重要性はわかっているので、口は出しすぎないようにしていました。


(小山)3年後期で単位がとり終わっていたので、何か新しいことをやってみようと思っていたところ、龍谷大学内の障がいを持たれた方へ向けた取り組みを行う「ノーマライゼーション」という学生団体の代表をされている先輩がいて、代表をしないかと声をかけてくれたんです。活動しているほうが楽しいと感じた自分としては、この活動も対象者が目の前にいてやりがいがありましたね。


(小山)せっかくの時間に、あと1年、ノーマライゼーションという新しい活動ができると思うと、違ったメンバー、ちがった環境で今どれくらいできるんだろう、今の自分だったらどこまで通用するんだろうと思い取り組みました。


Q,4回生を経て、今の自分にGAPでの体験はどう活きていると思いますか?


(小山)学生以外の地域の社会人の方とプロジェクトをしたということもあり、今働いている中で様々な年代の方とお会いしますが、コミュニケーションがまったく苦じゃないです。もちろん学生時代のチーム活動と違って仕事では辛いこともたくさんあります。でもGAP活動もそうでしたが、楽しい瞬間にたどりつくためには、その前にたくさんの辛いこともあることを自分は知っています。まだまだ覚えることもあるし、まだまだできることもあるので、もっと楽しくなっていくと思っています。


(川口)「信頼関係を大事にしたい」と思うようになりました。今大学院に行っていますが、そこでの付き合い方や他の先生たちとのコミュニケーションは大事です。ありがたい事にいろんな研究に誘って頂いています。GAPで培った、大人たちとの信頼関係づくりによっていろいろな事が進んでいった経験は、改めて大きな経験だったと感じています。


Q,最後に未来のGAP生へ向けてのコメントをお願いします!


(小山)自分はGAPでやっていた活動をもっとホンモノに近づけたかったです。今の自分なら学生時代見えなかったものが見えているし、できることもあると思います。GAP各チームや現役生から、もっとホンモノになっていく学生やチームが生まれてほしいなと期待しています。ホンモノの取り組みを体感・体験できるプログラムは学内にもたくさんありますが、ホンモノを生み出せるのはGAPだと思っています。


(川口)自分自身の反省としてはもうちょっと早めに覚悟を決めておけばもっとできたなと思っています。覚悟を決めるのが遅くて、考えたプランを実行できるのが実質的には自分の下の代からになってしまいました。やっぱり自分で考えてきたことを自分で形にしたかったですね。GAPでは、メンターの先生もいきセンも地域の人も、本気でやったら本気で向き合ってくれる大人がたくさんいました、だからこそ怒られることもありました。大学や大人の看板に隠れないで、自分個人がやったこととして、地域の方にも評価してもらえるからこそ、「龍大の学生さん」ではなく「川口晋吾」という個人名で地域の方に呼んでもらえました。まなサポも最初は何かやらかすと三木さんが怒られていたものが、だんだん学生が直接地域の方から怒ってもらえるようになってきました。そんなGAPで「個人」を磨いてほしいなと思います。


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今回で小山さん、川口さんのOBOGインタビューは最終回です。全3回を通して、OBOGからRyu-SEI GAPを語っていただきました。


「ホンモノの取り組みを体感・体験できるプログラムは学内にもたくさんありますが、ホンモノを生み出せるのはGAPだと思っています。」というお話にもあるように、「ゼロからイチ」にしていく部分を、大人が整えてしまうのではなく、社会や地域の課題に対してそれを見つける目を持つことからスタートしていくGAP。


そんな取り組みだからこそ、卒業後の進路にもGAP時代の経験をもとに起業や就職などの進路をとるOBOGも多くいます。


「生み出すことを楽しめる」ことや「プランで終わらず実践した経験」があるGAPOBOGが、それぞれの現場で活躍しています。

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