GAPも大学も楽しむ掛け持ち方とは!?_OBOGインタビューvol02




Ryu-SEI GAP OBインタビューの中編です。Ryu-SEI GAP2期生OB、小山毅さん(右)川口晋吾さん(左)へのインタビューを通してGAPプログラムとはなんだろう?を考える第2回。(前編はこちらから)


前回はGAPと授業でのスタンスの違いからGAPを表現してくれたお二人。インタビュー後半は学生生活をこなしていく上での「効率」のお話も…


Q ,「GAPに没頭したなー!」というお二人の現役時代のエピソードがあれば教えてください!


(川口)ぼくらは夏休みとか本当によく集まっていました。普通のイマドキの大学生は夏休みに大学に行くなんてありえないじゃないですか。小山は大阪だったのに自転車で来ていましたからね。笑 夏休みなのにひたすら伏見いきセンにいましたね。笑


(川口)ただ集まったからって、真剣な話ばかりしていたわけじゃなくて、集まっただけになってしまったり、飯食いに行っただけだったんじゃないか今日は…という日もありました。


(小山)友達じゃないんだけど一緒にいるような感覚だよね。なんと表現したらいいのかわからない絆意識みたいなものがある気がします。卒業しても集まっています。


Q,それだけ一緒に頑張っていたら、授業や他の活動との兼ね合いはどうしていましたか?


(小山)大学生のときも器用じゃないタイプだったので、大学で何をしていくのかは、すごく選んだんです。ゼミもそんな忙しいゼミじゃなかったし、他に手を出したらまわらなくなるから辞めとこうと思った。おもしろそうだなとは思ったものはやっぱりありましたけど、やったら他が破綻するなと思いました。


(川口)アルバイトも少しはしましたけど、まなサポの活動で出会った青少年活動センターの職員さんから、「親が何百万も払って与えてくれたこの時間を時給○百円で切り売りするなんてもったいない」という話を聞いて、本当にそうだなと思ったんです。


(川口)自分は最初にサークルも行ったし選択肢もあったんですが、破綻するというのは分かっていたし、いろいろ掛け持って破綻して迷惑をかけるのは周りの人なんです。どちらかというと、いろいろ手をだす人がまわらなくなって迷惑をかけられる側だったんです。笑 そういう人には注意もしないし大事なことを任せなくなっていってしまいます。でもそれに本人は気づいていない。なので、結果的に自分の成長のチャンスを失ってしまって「いろいろやった」という事実しか残らない。


(小山)その意味ではGAPでチーム運営から活動まで「事を起こす上でのおおよそ全部」をドップリやっていたので、他のプロジェクトの全体像や、忙しさもある程度見えるところがあったように思います。


(川口・小山)でも「あれやっときゃよかった」とか後悔はないですね。もっと遊びたかったなというのはありますけど。笑 ある意味GAPが遊びになってたのかもしれない。笑


Q,今の大学生は忙しいと言われます。「効率よく」運営していくにはどうしたらいいでしょうか?


(川口)やってみないと効率よいかどうかもわからないですよね。まなサポは夏休みほぼ毎日集まってみたけどそれでは全然進まなくて意味なかったんです。議題を話し合って、考えたり話し合って新しいものを持ち寄るにも間が短すぎて、しっかり準備できないんですよ。


(小山)働きだしてから「効率、時短、早く帰る」というのは言われます。自分でうまいことやっていけという流れだけど、非効率なことや図太いことも学生のうちにやっておいたほうがいい。いろいろなことをやるために効率的にまわそうとして、大事なことを削ぎ落としてしまったら学生の時間としてもったいないです。


(川口)なんでもやりたい人は「勉強したい意識」が強いと思う。でも表面を舐めて終わってしまったら逆に効率悪いんです。ひとつのことを掘り下げていくことも大事で、Aのことをずっと深めていったら、Bのことをやらなきゃいけない時にAでの経験が応用できたりすることが多くあったんです。「あ、これはGAPで言われたあれだ!」とか。教師になりたい子は学校ボランティアに行くんですが、まなサポで言うと、最初子どものことだけ考えていたら本気で問題を解決するためには地域のことも考えざるをえなくなった。学校のことも気になって、学校の先生ともつながれて、学校ボランティアへいく必要があまりなかった。


(小山)いろいろ言いましたけど、掛け持ちをすることそのものが悪いわけではなくて、深めることで見えてきたり、やりがいがある瞬間に出会えると思うんです。いろいろ手をだしちゃうと、いろんな方に目が向いてしまうので、自分のできるキャパシティの範囲内で深くやることを理解する必要があると思います。


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インタビュー第2回は「忙しい中で他の活動との掛け持ちをどう考えていたか?」ということが話題の中心に。


経験したことを自分の中で噛み砕いて、「大事な要素」を他のことに応用できるくらい自分のものにするには、ある程度まで深めることが大事というお話。一方でいろいろな経験をすることは悪いことではなく、それぞれの経験が浅く終わってしまうことが悪いことだという

お話でした。


日本の武道や茶道には「守破離」という考え方があります。師匠の型をまずは守り、それを自分なりに研究破る。そして型から離れ自由になり、独自のものになっていくという考え方です。


「実践の中で身につくチカラ」を高めるためには、まずは一定程度まで深めることが大事というお二人のお話に通じるものがありますね。

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