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【チーム紹介】おばあちゃん達が年齢で諦めることなく、楽しく暮らせる地域づくりを_Re:conect

更新日:1月30日



内閣府が発表した『高齢社会白書(令和三年度)』では高齢者の「生きがい」を特集テーマに取り上げています。


生きがいとは「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」であり、「生きがい」を持つことで「生活の質(QOL)」が向上します。


高齢者はどのように時に「生きがい」を感じているのでしょうか。また、どのような時に「生きづらさ」を感じているのでしょうか。


Re:conectは2回生4名で「おばあちゃん達が年齢を理由に何かをあきらめず、楽しく暮らせる地域づくり」のために活動している団体です。


Q,活動のきっかけを教えてください

Ryu-SEI GAPの全体プログラムで「生きづらさ」について考える機会があり、「この社会で不自由なく暮らせている人たちの裏に、生きづらさを抱えている人がいる」と聞いた時に、最初に私達の頭に浮かんできたのが高齢者でした。


「一人暮らしや体の不自由などにより、自分のやりたいことができないことや、行動に制限がかかってしまう人たちがいるのではないか。その力になりたい。」と思ったのが活動のきっかけです。


Q,これまでの取り組みを教えてください

伏見の高齢者の方々を対象とした「ハーバリウムづくり」イベントを行いました。これは他世代交流拠点きょういく基地を会場に、実際に高齢者の方と交流することができたイベントです。


高齢者の方から日常生活での苦労や趣味など、直接たくさんのお話を聞くことが出来たことが楽しく、印象に残っています。


ビーズや小さなお花を使用したのですが、シニアの方々には見えづらく、扱いづらそうで当事者の視点に立つことの重要性を学びました。


また、ハーバリウムづくりに参加していただいた方とのお話しで、「ネイル」の話題になり、高齢者向けのネイルのイベントができないかと考えています。


福祉ネイリストの方へのヒアリングや、開催する地域、場所の選定のために様々な団体にお話しを聞きに行っています。


今後は3月に高齢者対象のネイルのイベントを行いたいと思っています。


Q,印象に残っている地域の方はいますか


イベントに向けて、きょういく基地で定期的に開催されている体操教室で会ったおばあちゃんです。出会った方は積極的に活動されており、体操教室の体操内容も自分たちで決めておられおます。


年齢を重ねてもこんなに積極的に、明るく活動されているおばあちゃんに衝撃を受けました。自分たちが活動していく中で、こんなおばあちゃんが増えたらいいなという目標が明確になりました。


他に印象に残っている方は、学区の社会福祉協議会の方です。


自分たちの企画の詰めが甘かったこともあり、「協力してあげたいが実現生の問題からうまくいかないかも」と指摘してくれました。


この出会いがあったからこそ、今は企画書を作成して説明ができるように準備して出向くようにしています。


Q,今の課題と今後の意気込みをお願いします


ネイルの企画の実現と、そこからさらなる取り組みに発展させていきたいです。


福祉ネイリストの方からは、「爪の色で病気の有無を確認する」など、高齢者の方にネイルを行う際の注意点についても教えていただき、専門性を感じていますが、できることを考えて取り組んでいきたいと思っています。


今までは活動を頑張る時期やモチベーションにムラがあるなど、活動にも課題がありました。


今後は計画性を持ち、集中して活動できる私たちの強みも活かしながら活動していきたいろ考えています。


参考文献

内閣府 令和3年版高齢社会白書(全体版)

(最終閲覧日:2023年1月18日)


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