伏見区竹田エリアを中心に、子どもたちに寄り添い、のびのびと過ごせる居場所づくりを目指して活動している「みらい部」。今回は、チームリーダーの政策学部2回生鍋島湧汰さんに、これまでの活動や、今後に向けてのお話をお聞きしました。
Q.「のびのびと過ごせる居場所づくり」に視点を当てて活動しようと思ったきっかけは何ですか?
当初は、コロナ禍で「学校や家庭での子どもたちが楽しめるイベントが、コロナ前と相対的に減っているのでは」と感じ、大人になった時にも思い出になるような、あの時楽しかったと思えるような活動を目指し、進めていました。
夏休みに実施したイベントでは、しっかりとプログラムを組み、当日も楽しんでもらいました。しかし、イベント終了後に、装飾で使用していた風船で遊ぶと、より一層子どもたちの笑い声や笑顔がたくさん生まれるということが起こりました。「風船楽しかった、またしたい」「まだ帰りたくない」のような声もあり、大きなイベントやしっかり作り込んだ準備が全てではないと気づきました。
小さくても、何気ない遊びや交流も、子どもたちにとっては発散になり、「何をするか」よりも「一緒に楽しむ、遊ぶ」の方が大事なのかなと思いました。
そこから、自分らしく遊んだり、話せる場所を作って、発散したり、安らいで欲しいと思い、現在ではのびのびと過ごせる居場所を目指して活動しています。
Q.チームとしてどんなことを生み出したいですか?
自分らしく、のびのびと過ごすことで、少しでも自分に自信を持ってもらえるようなきっかけになればと思っています。わがままにも多少なっていいと思うので、言いたいことや自分の思うことが言えたり、何かにチャレンジしたい気持ちを育んでいきたいです。
そのためにも、私たちひとりひとりが、自分をさらけだして、なんでも言える関係性を目指したいと思っています。
Q.どのような取り組みを行なっているのでしょうか?
現在では、「みらい部食堂」と称して、焼き立ての焼きおにぎりを食べながら、遊んだり、何気ない会話をして過ごすイベントを行なっています。
しっかりとしたタイムスケジュールを組まず、何をするか確定して決めてはいません。ゆったりとした空間を目指しています。どうすればもっと行きたくなる場所、話したくなる場所になるか、準備物だけでなく、自分たちの接し方も色々と考えていきながら試行錯誤しています。
Q.最後に意気込みやメッセージお願いします。
イベントの継続と居場所作りも引き続きやって行きたいです。チームの発展段階なので、今は試行錯誤をしています。学生として、GAP生の期間が決まっているなかで、子どもたちに残せるような仕組みや、今後の成果を意識して活動を頑張っていきたいと思います!
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