ニュースでも目にするいじめ問題。減少していた子どものいじめの件数は、コロナ禍による外出制限、社会的な要因もありここ数年で急上昇しました。(文部科学省 2020)
中でも中学生は思春期の真っ只中。陰口や仲間はずれなどを目にした方もいるのではないでしょうか。いじめ問題は深刻なものとなっています。
Ryu-SEI GAPには、このとても難しい社会問題に取り組んでいる「CHUTA」というチームがあります。今回はこのCHUTAチームの3人にお話を聞きました。
Q,「中学生のいじめ問題」というテーマで活動をしようと思ったきっかけは何ですか?
取り組みを考えている当初、私たちはやりたいことがバラバラで、最初どういうテーマをしようか悩んでいました。
ただ、やりたいことの共通点として、困っている人たちの居場所を作りたいと考え、中学生時代に、実際に困っていた当事者がチーム内にいたため、このテーマで活動していくことに決めました。
Q,チームとしてどんなことを生み出したいですか?
中学生は色々と多感な時期、本気で勉強など何かに取り組んでいる人が冷やかされるような年頃だと思います。そんな中学生のために、本気で何かに取り組めるような居場所を作り出したいと考えています。
私たちはきっかけとして、学習支援を通した居場所作りを行いたいと考えています。
Q,具体的にどんな活動を行なっていますか?
今は学習支援を行うにあたって課題となっている、イベントの場での子どもたちとの関わり方を学ぶことや、活動場所の確保などに取り組んでいます。
特に一生懸命何かに取り組めるような環境づくりをしないといけないため、子どもとどう関わればいいのか、慎重に議論を行なっています。
Q最後に意気込みやメッセージをお願いします。
実際に動くにあたって乗り越えないといけない問題があります。これらを解決して自分達の目指すことを有言実行できるよう、イベントを行うことを目標にしてがんばっていきたいと思います!
参考文献
令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf
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