若者の生きづらさに寄り添うアプローチを知る_GAP2021

更新日:5月28日

Ryu-SEI GAP 第3回プログラムでは、実践的に活動に取り組まれているゲストをお招きし、ワークを行います。今回は、1回生だけでなく、2回生・3回生の上級生も含めて、オンラインでゲスト講演を実施しました。


今回のゲストは、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望が持てる社会」をテーマに、高校生を中心とした若者支援を行われている認定NPO法人D×Pの今井紀明さんです。


今井さん自身もかつて、居場所のなさや生きづらさを抱えた若者だったこと、そのリアルな当事者性を感じさせるお話で、学生たちは、真剣なまなざしにかわっていきます。




若者といっても・・・。経済的な問題・学校の問題・家庭内での問題など、バックグラウンドがそれぞれ違います。そのなかで共通することは、セーフティーネットからこぼれること・孤立してしまうことで、自分の居場所がなく、社会の生きづらさを感じていることです。


NPO法人D×Pでは、若者が、「人とつながる」ことで自分の未来に希望を持ち、人とのつながりをもって、社会へ歩き出していくサポートをされています。


モノ・コトの支援だけでなく、実際にその人自身が頼れる・人とつながる実感をもつことで、社会や自分の将来に希望をもつアプローチをされています。ひとりひとりにあったつながりのために、本気で寄り添い、ネットワークや地域の様々な団体と連携して、支援の輪を広げられています。



D×Pでは、若者に馴染みのあるLINEを通じて相談アカウントを開設されていますが、ただ相談窓口を設けるのことがゴールではなく、若者の困っていること・悩んでいること届く・すばやく対応する仕組みを伝えてもらいました。


実際に地域で活動する際にも、「対象者に寄り添い・話を聞く」ことで、どうやって自分たちがつながるのか・本当に相手にとって良いつながり方なのかを考え、創意工夫していけるのだと思います。


生きづらさの課題解決のために地域でどんな取り組みをしていくのか、そのヒントやポイントを今井さんから伝えてもらいました。



講演の中で紹介されたD×Pの現場に寄せられる様々な声、コロナ禍で加速した若者たちの苦しい状況は、自分のすぐそばにも、生きづらさを抱えている子がいるかもしれないと感じられるものでした。講演の最後には、「自分も友達も、アルバイトがなかなか見つからない」「休業補償など、制度的なところのサポートの受け方がわかない」など、GAP生自身が一人の学生として感じている困りごとや周りの声について話す場面がありました。


今井さんの親近感を感じられるけど重みのある語りで、学生たち自身が困りごとを発しやすい雰囲気になったかもしれません。


相手に寄り添い、視点にたつことは、手法から学ぶことも多くありますが、実際に寄り添うひとの雰囲気や話し方、接し方から活動するヒントはたくさん得られると思います。

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