龍谷大学政策学部が提供する地域課題解決プログラム「Ryu-SEI GAP」。今回のプログラムでは、1回生が自らの夢やビジョンを仲間と共有し、地域社会の問題に挑むための新たなチームを結成しました。今回は、プログラムの詳細や1回生の思い、そして新たなチームの船出についてご紹介します。
夢を共有するプレゼンテーション
Ryu-SEI GAP1回生ウェルカムプログラム、今月のテーマは「自分たちの思いを軸に仲間とチームを組む」。1回生たちは、自らの思いやビジョンを仲間に熱く語りかけるプレゼンテーションを行いました。
地域の魅力を高校生に伝えたい:高校生に地域の魅力や素敵な大人との出会いをつくり、地元への愛着を深めてもらうことを目指します。
「コミュ障」という言葉をなくしたい:誰もが安心してコミュニケーションできる社会を作りたいという思いが込められています。
学習の格差をなくしたい:不登校や学習の機会が限られている中高生を支援し、誰もが教育をうけることで思いを形にします。
高齢者の孤独を解消したい:高齢者が安心して暮らせる地域社会を築くための活動に取り組みます。
先輩たちからの願いとエール
先輩たちは、自らの経験と情熱を後輩たちに伝え、これまでの取り組みを継続し、さらなる成果を上げるために新たなメンバーとしての参加を訴えました。
継続の重要性:地域課題に対する取り組みは一朝一夕で終わるものではなく、今取り組みの次の花開く姿が見えてきたフェーズにいるチームもあります。長期的な努力が必要です。先輩たちはこの継続の意義を語っていました。
新しく踏み出したい活動がある:今のメンバー数では、これもやったほうがいいと見えているのにも関わらず、マンパワーの観点からできていないことがあります。新たなメンバーの加入で、さらに多くのことが実現できるでしょう。
新たな冒険の船出
プレゼンテーションを終えた1回生たちは、それぞれのテーマに共感した仲間と共に、新たなチームを結成しました。これから3年間という短いようで長い期間を、共に取り組んでいく思いが1人ひとりから表明されました。
自ら課題を発見し、活動を行っていくというプロセスでは、自分の関心をそのまま地域に押し付けるのではなく、自分の思いと地域とのつなげて着地させていくことが、最も難しいことです。なかなか抜けられない嵐に船を漕ぎ出すようなものでもあります。
1回生が思いとつながる地域とつながれることをプログラムとしても応援していきたいと思います!
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