2022年度Ryu-SEI GAP第2回目は、仲間と語るワークを行いました。
冒頭では、メンターを務めていただいている奥野先生にもお越しいただき、ごあいさつをいただきました。
続いて、コーディネーターからのお題をもとに、グループで意見を1つにまとめる話し合いの練習ワーク。
感想共有の時間では「楽しかった」、「本当にこれでいいのか?」「別の選択肢のほうがよかった」といったように、ひとつになったように見えて個々人で気持ちを別に持っていることも。
「なんとなく、みんながこう言っているから」と、大きな流れに逆らえない空気や同調圧力を感じ、自分の意見を言いづらい人もいるかもしれません。困りや困難を感じている方は、そのような「空気」を前に、生きづらさを声に出せないかもしれません。
「声なき声」を感じることの大事さをみんなで共有する時間になりました。
また参加しているGAP生自身も、改めて、GAPはどんな意見でも言っていい場所であることを確認する時間でもありました。
本音を言うことは決して簡単なことではありません。
・色んな意見があっていい。
・どんな意見であっても、その意見について話しているのであって、自分自身を否定されたわけではない。
意識と行動でそんな空気を作っていくのは、一人ひとりのGAP生です。
最後のワークでは、自らの関心をもとに話し合いワークショップを行いました。過疎、少子高齢化、環境問題、観光地問題、様々な言葉が飛び交います。
そのテーマの問題は何なのか、これまでと変わって実際の社会問題をテーマに議論することで、ぐんとトピックが複雑になりました。
自らの社会に対する思いを共有できることや、真剣に社会問題について語れる仲間と出会えることは、中々ないことだと思います。
今回は、自分の「やりたいこと」をベースに話を進めていた人が多かったのではないでしょうか。そうであれば、そこから少しステップアップするために、前回の深尾先生の言葉を思い出してみましょう。
「誰がその問題で困っているのか?」
課題をとらえるまなざしを養い、これからもそんなことを考えながらグループワークを進めていきます。
次回は課題をとらえ、実際に行動している実践者から話を聞き、自身の関心をどのように行動に移していくかを学びます。
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