「学生は当事者にはなれない」では何もできない存在なのだろうか_GAP2020

最終更新: 5月2日



Ryu-SEI GAPの活動が停止になり、新型コロナウィルスの感染状況も第3波と言われはじめています。


引き続き難しい状況の中、これまでのGAPチームも活動が困難であることから、地域の方やお世話になった方々と話し合いながら、活動の終了および縮小を行ってきました。


各チームの皆さんは、途中で終わる活動の悔しさ、大きな環境の変化への戸惑い、お世話になった地域の方々との出会いや応えられないことに、時に涙が流れるようなシーンもありました。


これまで共に歩んで頂いた地域の多くの皆様に改めて感謝を申し上げます。


一方で、1回生の中には「GAPを見て龍谷大学政策学部への進学を決めた!」という気持ちを持ってくれた方も多くいらっしゃいます。そんなみなさんの気持ちに応えたいと思い、GAP運営委員会で知恵を絞り、コロナ禍でもGAPエッセンスをお伝えできるあり方を模索していきました。


今年度は「大学生」も大きな意味では新型コロナウィルスに端を発する状況の「当事者」でもありました。これまでと同じくあると思っていた日常が変わってしまったためです。


一方で、社会には同じようにとは決して言えませんが、社会の状況の中で「生きづらさ」を抱えておられる方もいらっしゃいます。


今年度は「生きづらさ」を正面からGAP生と考えていこうと思っています。



NPO法人三重ダルク 市川さんをゲストに


2回の導入ワークショップを終え、今回は実際に生きづらさを抱えている当事者の方に出会う前に、当事者の方に寄り添う活動を行う方にお話を聞き考えます。


ゲストの市川さんは龍谷大学院 地方行政NPOコースの卒業生。


市川さんの活動についてはこちら


市川さんご自身もかつて当事者であり、今は回復を目指すみなさんと同じ目線で共に活動されています。


最初は「なんでこの人の話を聞くんだろう・・・?」という雰囲気だったGAP生も徐々に市川さんのストーリーに引き込まれていました。実はまわりで一緒に聞いていた大人たちの方が聞き入っていたかもしれません。



自分たちは当事者にはなれない。では何もできないのか。


お話を聞いたあとに、GAP生が「当事者にはなれない、どうしたらいいんだろうか?」という質問をゲストにしてくれました。


ゲストの市川さんはその質問に対して、確かに「答え」を明快にくれてはいないと思います。全体を通した最後のメッセージに「悶々としてほしい、悩んでほしい」ということを伝えてくれました。


回復の途上にあるみなさんと「向き合う」のではなく、共に同じ方向を目指して歩む市川さんだからこそ、「共に悩み考える」ということを伝えてくれていると思います。


GAP生はそれぞれの学びをワークショップで出し合い、これから活動していく上でのポイントを考えるワークショップを実施しました。


ホンモノに出会うRyu-SEI GAPの醍醐味です。







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