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失敗と信頼関係を学ぶラーニングバー_GAP2024

執筆者の写真: undefined

更新日:2月4日



GAP生のための特別な学びの場、ラーニング・バーでは、メンターの先生や、課題解決を目指して活動している起業家や活動家をお招きし、それぞれのお話から自分たちへのエッセンスを「読み解く」ことを、みんなで練習していきます。


自分たちの関心がある話はもちろん活動にとって有効です。しかし、一見自分たちとは遠いテーマから、自分たちの活動に活かすポイントを見いだすことができると、視野がぐっと広くなります。


今月のRyu-SEI GAP定例プログラムでは、仏教説話を専門とする岡本教授と、憲法学・人権論の奥野先生をゲストにお迎えし、お話を伺いました。


失敗をどう捉える? 岡本先生の講演

「挑戦=失敗」と言っても過言ではありません。しかし、それを学びにするのかどうかは自分次第です。」

失敗は誰にでもあるもの。でも、それを乗り越え、次につなげることが重要です。


講演では、チームでのルール作りや、メンバーへの注意の仕方についても実践的なアドバイスがありました。


例えば、「チームのルールを守らない人がいる」という悩みに対しては、その人がなぜルールを守れないのかを考え、全員が守れるような新しいルールを作ることで解決できると提案されました。


また、「注意の仕方が分からない」という相談には、まず信頼関係を築くことが重要であり、敵からの指摘と仲間からの指摘では受け取り方が大きく異なることを考慮すべきだというアドバイスがありました。


これらは、実は仏教でも語られているのだそうです。学生だけでなく、社会人になってからも活かせるヒントになりますね。




信頼関係を築くには? 奥野教授の講演

続いて、奥野教授からは「信頼関係の築き方」についてのお話がありました。


「謙虚さが大事。傲慢な人や損得だけで動く人は信頼されません。」

信頼関係は一朝一夕で築けるものではなく、まず組織について深く理解することが必要です。


その上で、情熱と覚悟を持ち、メンバーがそれぞれの役割を果たせるような工夫をすることが大切だと語られました。


また、学生から寄せられた「活動に参加しないメンバーをどこまで受け入れるべきか」という相談に対しては、まず相手の状況を理解し、無理なく関われる形での提案をすることが大切だというアドバイスがありました。


相手の気持ちに寄り添った対応をすることが、信頼関係を築く第一歩となるのです。



参加した学生の声

今回のプログラムでは、多くの気づきがありました。


参加者からは、「失敗の責任を追及することよりも、次にどのように行動するかを考えることが大事だと分かった」という意見や、「活動に参加できないときでも、自分ができることを探し、提案することが重要だと感じた」といった声が寄せられました。


それぞれの気づきを共有することで、チーム活動の意識が変わり、より良い関係を築くきっかけになったようです。


みなさんは「失敗」と「信頼関係」について、どんな考えを持っていますか?

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